オールセラミック治療症例11~歯肉移植による根面被覆~

Before
上の前歯の見た目を綺麗にしたいとのことで来院されました。前歯6本には、すでにレジン(プラスチック)が盛られていました。特に左上の犬歯の歯肉が痩せているのを気にされていました。
そのままセラミックを被せても歯肉の状態は改善されないので、痩せている歯肉の部分に歯肉移植を行い歯根をカバーして歯肉のラインを整えることにしました。

After
歯肉のラインも整い患者様には大変満足していただけました。

1.左上犬歯の歯肉が痩せて、根が大きく露出しています。

2.根が露出している左上の犬歯には歯肉(結合組織)移植を行いました。

3.左上犬歯の歯肉もきれいに回復し、ジルコニアオールセラミックを装着することで審美的にも非常に満足度の高い仕上がりになりました。

4.歯肉のバランスも整い、患者様には大変満足していただけました。
主訴 | 前歯の見た目の改善 |
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治療期間・回数 | 8ヶ月 |
治療方法 | 左上の犬歯の根面被覆術(結合組織移植手術にて露出した歯根面をカバーする) 仮歯により最終的な歯の形を煮つめていく 前歯6本のオールセラミック修復 |
費用 | 698,000円(内訳/根面被覆術80,000円、仮歯3000円×6、セラミック修復100,000円×6) |
デメリット・注意点 | 術後疼痛、腫れ、歯肉退縮(後戻り)など |